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家主が物件情報をすぐ答えられないと危険な理由|管理会社任せから脱却する方法

家主様向け

橘 将志

筆者 橘 将志

和歌山市を中心に、岩出市、紀の川市、海南市、有田市などの物件情報を扱っております。一人ひとりのお客様のご要望をお伺いし、希望に合う物件情報をご紹介します。

管理会社任せの家主様へ

家主が物件情報をすぐ答えられないと危険な理由
管理会社任せから脱却する方法

「自分の物件なのに、すぐ説明できない」状態になっていませんか?

「この物件、今どれくらい利益出てますか?」
「入居率はどのくらいですか?」

こう聞かれたとき、すぐに答えられるでしょうか。

管理会社に任せていると、日々の運用はスムーズに回ります。
しかしその一方で、 「自分で物件の状況を把握していない」 という状態になりやすいのも事実です。

実はこの状態、賃貸経営においてはかなりリスクがあります。

今回は、家主が物件情報をすぐに把握できていないことで起こる問題と、なぜ “自分で把握すること” が重要なのかを解説します。

この記事で分かること
  • 管理会社任せで起こりやすい問題
  • 家主が物件情報を把握していないリスク
  • 家主が最低限把握すべき物件情報
  • 管理会社任せから脱却する考え方

管理会社任せだと「自分の物件なのに分からない」状態になる

賃貸経営では、多くの家主が管理会社に運用を任せています。

  • 入居者対応
  • 家賃回収
  • トラブル対応
  • 募集活動

こうした業務を任せることで、手間を減らすことができます。

ただし、その代わりに起こりやすいのが、 「自分の物件なのに、詳細を把握していない状態」 です。

例えば、

  • 現在の入居率
  • 空室の理由
  • 収支の内訳
  • 修繕の履歴

こういった情報を、 「聞かれたら確認する」 という状態になっているケースが非常に多いです。

家主が把握していないと判断がすべて遅れる

この状態で問題になるのは、 すべての判断が“後手”になること です。

例えば、このようなことが起こります。

  • 空室が続いていることに気づくのが遅れる
  • 収益が落ちていることに後から気づく
  • 修繕の必要性を見逃す

本来であれば、 「違和感を感じた時点で動く」 ことが重要です。

しかし、情報を持っていないと、その違和感すら持てません。

結果として、 気づいたときには状況が悪化している というケースにつながります。

金融機関・業者とのやり取りで差がつく

もう一つ大きな差が出るのが、 対外的なコミュニケーション です。

例えば、金融機関との打ち合わせや、物件購入の検討時。

このときに、

  • 収支状況
  • 入居率
  • 借入条件
  • 物件ごとの特徴

をその場で説明できる人と、「ちょっと確認します」となる人では、 信用のされ方が大きく変わります。

特に金融機関は、 「この人は自分の資産をきちんと管理しているか」 を見ています。

つまり、物件を把握しているかどうかは、 経営者としての評価 にもつながります。

本来、家主が把握すべき物件情報とは

では、どこまで把握しておくべきなのでしょうか。

最低限、以下の情報はすぐに確認できる状態にしておくべきです。

収益・稼働状況

  • 物件ごとの入居率
  • 表面利回り
  • 部屋ごとの賃料

資金・借入情報

  • 購入金額
  • 借入額
  • 金利
  • 借入期間
  • 年間支払い利息

支出・維持コスト

  • 固定資産税
  • 修繕履歴
  • ランニングコスト

物件価値に関わる情報

  • 災害リスク(ハザード)
  • 騒音レベル
  • 立地特性

これらはすべて、 「その物件の価値を判断するための情報」 です。

これが分からない状態では、投資すべきか、売却すべきか、改善すべきかといった判断が、どうしても感覚頼りになります。

管理会社は“代行者”であって“経営者”ではない

ここで一つ重要な考え方があります。

それは、 管理会社はあくまで「代行者」である ということです。

管理会社はプロですが、

  • 複数のオーナーを担当している
  • すべての物件を同じ深さで見ているわけではない

という前提があります。

つまり、 最終的な判断をするのは家主自身 です。

そのため、 「任せる」と「把握しない」は別物 として考える必要があります。

まとめ

家主が物件を把握しているかどうかで差がつく

物件情報を把握していない状態では、賃貸経営の判断がどうしても遅れやすくなります。

判断が遅れる

空室・収支悪化・修繕の必要性に気づくのが遅れます。

機会を逃す

投資・借り換え・売却などの判断タイミングを逃しやすくなります。

信用を落とす

金融機関や業者との会話で、経営状況を説明しづらくなります。

逆に、物件の状況をすぐに把握できる状態であれば、 判断が早くなり、精度が上がり、投資のチャンスも活かしやすくなります。

最後に

物件情報を、必要なときにすぐ確認できる状態へ

実際には、複数の物件情報を管理する、収支や借入条件を整理する、必要なときにすぐ確認するというのは、手作業だとかなり手間がかかります。

その結果、「あとで見よう」となり、結局は感覚で判断してしまうケースも少なくありません。

現在、こうした課題を解決するために、物件ごとの情報をスマホでまとめて確認できる仕組みの開発も進めています。今後の情報も、ぜひチェックしてみてください。

弊社について

私たちは、和歌山を中心に賃貸仲介業を行っており、日々お部屋探しをしているお客様と直接お話をしています。

その中で、どんな条件が選ばれているのか、どんな物件が敬遠されているのか、今の入居者ニーズは何かといった、 現場でしか分からないリアルな情報 を常に把握しています。

また、自社でも家主業を行っており、空室が埋まらない、収益が伸びない、どの判断が正しいのか分からないといった悩みに実際に直面し、解決してきました。

だからこそ、机上の理論ではなく、実務としてどう判断すべきかという視点でお伝えしています。

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