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不法侵入されやすい空き家の特徴とは?不法侵入によるトラブルや対策を解説!

カテゴリ:不動産を売る時

不法侵入されやすい空き家の特徴とは?不法侵入によるトラブルや対策を解説!

この記事のハイライト
●人が出入りしている気配が感じられない空き家は不法侵入されやすい
●不法侵入されると無断使用や住みつきのトラブルだけでなく火災の危険もある
●空き家への不法侵入を防ぐためには適切な管理が必要

空き家を所有していると維持管理に手間がかかるだけでなく、犯罪被害に遭うリスクもあります。
本稿では、犯罪被害のなかでも空き家への不法侵入に焦点を当て、想定されるトラブルと不法侵入を防ぐための対策を解説します。
和歌山市内で空き家の管理や取扱いに悩んでいる方は、ぜひ参考になさってください。

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不法侵入されやすい空き家の特徴

不法侵入されやすい空き家の特徴

どのような空き家でも不法侵入などの犯罪被害に遭うリスクはありますが、不法侵入されやすい空き家には共通した特徴があります。

人が出入りしている気配が感じられない空き家

空き家であっても人が定期的に出入りしている場合、不法侵入してもすぐに見つかりやすいため、ターゲットにはなりにくいでしょう。
しかし、庭の雑草が伸び放題になっているなど見るからに管理されていない空き家は人が出入りしている気配が感じられず、不法侵入されやすくなります。
敷地内にゴミが散乱していたり、郵便受けにチラシが溜まっていたりする空き家も注意が必要です。

人どおりが少なく周囲の目が届かない空き家

人どおりが少ない場所や、周囲から見えにくい場所に建っている空き家も不法侵入されやすいでしょう。
路地のつきあたりにある空き家や周囲を高い塀で囲まれている空き家、隣地が高台に建っていて人目に付きにくい空き家は、より一層の注意が必要です。

窓が多い空き家

不法侵入者はおもに窓から入ってくるため、窓が多い一戸建ても不法侵入されやすい空き家です。
人目に付かない場所に大きな窓がある場合は、防犯フィルムを貼ったり面格子を設置したりと防犯対策を施しましょう。

そもそも不法侵入とは

不法侵入はれっきとした犯罪ですが、不法侵入罪という名称はありません。
刑法130条の住居侵入等のことを、一般的に不法侵入と呼んでいるのです。
正当な理由なく住居などに侵入すると住居侵入罪や建造物侵入罪に問われ、3年以下の懲役または10万円以下の罰金が科せられます。
また、不法侵入は器物損壊や窃盗などの犯罪行為と組み合わされることも少なくありません。
不法侵入は、緊急逮捕も認められている重罪です。
このような重大犯罪に巻き込まれないためにも、空き家の不法侵入対策はしっかりと施しましょう。

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空き家に不法侵入されることで発生するトラブル

空き家に不法侵入されることで発生するトラブル

不法侵入のトラブルといえば窃盗ですが、空き家には貴重品が残されていないことがほとんどです。
では、空き家に不法侵入されるとどのようなトラブルが発生するのでしょうか。

犯罪の拠点になる

空き家に不法侵入者が住みつき、無断使用されることがあります。
一時的な不法侵入ではなく、詐欺の拠点として使われてしまうかもしれません。
人目につかない空き家は、不正購入した物品の受け取りや、違法な物品の受け渡しにうってつけの場所なのです。
空き家で不審者と鉢合わせしてしまうと、身の危険にさらされるおそれもあります。

生活困窮者が住みつく

生活困窮者が住みついた場合、ゴミや排泄物などが原因で悪臭や害虫が発生し、周囲に迷惑がかかります。
火災が発生したり、敷地内で不審者が死亡して事故物件になったりする可能性もあるでしょう。

放火被害に遭う

人が出入りしていない空き家はゴミなどが散乱していることが多く、放火のターゲットになりやすいでしょう。
空き家は火災に気付きにくいため、気が付いたときには激しく燃え広がり、広範囲に延焼するおそれもあります。

周囲の治安が悪化する

不法侵入しやすい空き家があると、犯罪の拠点や放火のターゲットになり、周囲の治安も悪化します。
これにより、空き家の価値だけでなく、周辺地域の価値も下がるかもしれません。
周囲に多大な迷惑がかかり、近隣住民とのトラブルに発展してしまうでしょう。

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空き家への不法侵入を防ぐための対策とは?

空き家への不法侵入を防ぐための対策とは?

放置された空き家は不法侵入されやすく、犯罪被害などのトラブルが発生するおそれがありますが、どのような対策をとるべきなのでしょうか。

見回り

人が出入りしている気配のある空き家は不法侵入のリスクが下がるため、防犯対策として定期的な見回りが有効です。
空き家の内部まで確認するためにも、できる限り自分で見回りをしたいところですが、遠方で難しい場合などは近所の方に外からの確認を依頼するだけでも良いでしょう。

防犯グッズの設置

防犯カメラや防犯ライトを設置したり、通常より大きな音が鳴る防犯砂利を敷設したりすると不法侵入しにくくなります。
窓ガラスへの防犯フィルムの貼付けや、面格子の設置などもおすすめの防犯対策です。
対策をしていることがわかるだけでも不法侵入の被害に遭いにくくなるため、取り組めるものから始めましょう。

定期的な管理

空き家の定期的な管理は、不法侵入のリスクを引き下げます。
庭木の手入れやゴミの除去、ポスト内のチラシの処分などをおこない、整然とした外観を保ちましょう。
割れているガラスを修繕するなど、建物のメンテナンスも重要です。
あわせて換気や通水もおこなえば、不法侵入だけでなく資産価値の低下も防げるでしょう。
ただし、空き家の管理には手間も費用もかかるため、定期的な管理が難しい場合もあります。
そのような場合は、費用はかかりますが空き家の管理を管理会社に委託すると良いでしょう。
また、空き家を利用する予定がないのであれば、売却もひとつの方法です。
人が出入りしない空き家は劣化が進みやすいため、手放すのであれば早めに行動に移すことをおすすめします。
すでに劣化が激しい場合は、空き家を解体して更地として売却するのも良いでしょう。

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まとめ

不法侵入されやすい空き家の特徴は、人が出入りしている気配がなく、死角や窓が多いことです。
犯罪の拠点となったり、住みつきにより火災や悪臭が発生したりするおそれもあるため、空き家の不法侵入対策は念入りにおこないましょう。
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