お風呂のサイズは、坪数表記と4桁の数字表記の2種類が使用されます。坪数は浴室の広さを、4桁の数字は浴室に設置するユニットバスのサイズです。浴室とユニットバスで表記が異なるのは、ユニットバスの壁の厚みが関係しています。例えば、浴室用のスペースが1坪あっても、ユニットバスが使えるのは1坪よりもユニットバスの壁の分だけ狭くなります。すると、気になるのが狭くなった後の広さです。実際入浴する際に過ごすには、ユニットバスの中なので、浴室用のスペースがどのくらいかというのは関係ありません。
お風呂の広さは、0.75、1、1.25、1.5坪の4種類があります。1坪は畳2帖分の広さで、182×182cmです。0.75坪は、コンパクトサイズなので、シンプルなお風呂空間となります。スペースをうまく活用した空間づくりが必要です。1坪は、大きな開口窓をつけるなど工夫を加えることで、広く感じることができます。1.25坪は、洗い場にゆとりがある広さです。大きなカウンターを設置できます。1.5坪は、洗い場にも浴槽にもゆとりがある広さです。カウンターをつけたり、親子で入浴したりすることができ、設置できる設備も幅広いです。
4桁の数字は、浴室の中に設置するユニットバスの大きさを表しています。例えば1317なら、横幅1300mm×奥行き1700mmという大きさのユニットバスという意味です。浴室の坪数に応じ、対応できるサイズが決まっています。0.75坪だと、1317、1316、1217、1216です。1坪だと、1717、1616、1818、1618の4種類が対応可能となります。1.25坪だと、1621が、1.5坪だと1624と1623が対応しています。種類の多いユニットバスの中でも、特に、1616と1620は人気です。1616はバリエーションが豊富なため、選択肢が多いというメリットから選ばれる傾向があります。一方、1620は家族でお風呂に入ったり、ペットを洗ったりと少し広いサイズを希望する家庭に好まれています。